【限定公開】全教科で「優」が取れた実習教材

関連図とは何か?実習対策

看護記録の書き方
この記事は約2分で読めます。

こんにちは、ユウです。

領域別看護実習において、関連図は必須のものとなっています。
しかし、学生にとって、関連図は苦手意識の高いもの。

そこで、本日から全3回に渡って、
関連図とは何か?から病態&全体関連図の書き方までマスターしていただきます。

第1回 関連図とは何か? 第2回 病態関連図の書き方 第3回 全体関連図の書き方

では、第1回の今日は「関連図とは何か?」についてお話します。


関連図

1.関連図とは

看護でいう関連図とは、

患者さんの情報について、関連を示した図のことです。

患者さんと関わると、色んな情報が得られますよね。

例えば、

名前、年齢、疾患、既往歴、症状、治療内容、使用薬剤、副作用、検査データなど・・・(A)

家族背景、入院前の生活習慣、生活環境、入院による変化、宗教など・・・(B)

これらの情報を整理して、その関連を見るために図に表したものを関連図といいます。

関連図には、病態関連図全体関連図の2種類があります。

おおまかに、上で示したAについて(主に患者の疾患について)の関連を示した図を「病態関連図」

AにB(患者の生活習慣や社会背景、家族のことなど、疾患以外のあらゆること)を加えたもの「全体関連図」というイメージを持ってもらうと分かりやすいです。

2.病態関連図とは

病態関連図の具体例はこんな感じです

こちらは、白血病の病態関連図です。

※全体関連図との比較のため、敢えてレイアウトのバランスを崩しています。

byoutai
(画像をクリックすると拡大されます)

 

3.全体関連図とは

こちらが全体関連図の具体例です。

さきほどの病態関連図に水色の範囲の情報を加えると、このような全体関連図になります。

zentai
(画像をクリックすると拡大されます)

 

ユウのアドバイス

病態関連図は、疾患についての関連を示したものなので、どの患者さんにおいても大まかな内容は同じです。だから、実習初日でも担当患者さんの疾患さえわかってしまえば、病態関連図は書けちゃいますよ!(*^ω^*)
次回は、病態関連図の書き方についてお話しますね。

次⇒ 病態関連図の書き方

 

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