貼り薬(貼付薬)ってありますよね。
いわゆる湿布とか、パッチとか。
先日、薬剤師さんから聞いた
目からウロコのお話を今日はシェアしますね。(*>ω<*)
貼付薬の中には、意外な理由で貼ってはいけない部位が
決められているものがありました。
なにそれマジで!?衝撃の理由はこちらwww
貼付薬
1.貼付薬とは
薬物をシールなどに混合させたもので、皮膚に貼ることで
薬物を皮膚から吸収させて効果を得る薬剤のことです。
例として、心臓の冠動脈を拡張させるものや、
禁煙用ニコチン薬(ニコチンパッチ)などが市販されています。
他にも、喘息治療薬として、有名なものに
ホクナリンテープ(β2交感神経刺激薬のツロブテロール貼付薬)などがあります。
2.特徴
皮下吸収のため、ゆっくりじわじわと効果を発揮します。
有効濃度が長時間維持(12~24時間)されるのが特徴です。
しかし、貼る部位や大きさによっては剥がれやすくなったり
貼った部位に発赤がみられることがあるので注意が必要です。
特に目の周りや口の周りなど粘膜に近い部分は、
薬の影響を受けやすいので貼るときには注意しましょう。
3.貼付部位
貼付薬には、添付文書に貼っても良い部位とそうでない部位が書かれています。
適切な部位に貼付しなければ、しっかりと効果が発現しない可能性があるからです。
というのは、分かるのですが
先日、病棟の薬剤師さんから面白い話を聞きました。
うちの病棟で使っている「ニュープロパッチ」という
パーキンソン病治療薬の貼付剤なのですが、
この貼付薬は胸部と背部には貼ってはいけないのです。
一般的な貼付薬の場合、胸部や背部に貼ることが多いのに
これだけはなんでダメなんだろうと思い、
薬剤師さんに聞いてみました。
すると、なんとも意外な理由が返ってきましたw
4.意外な理由
その理由は、
「はがす時に胸毛や背中の毛がくっついて痛いから」
えーーーっ!!(゚д゚;)
なにその理由www
マジで爆笑でしたw
詳しく聞くと、薬の試験が欧米で行われたそうで
欧米の方は体毛が濃く、それらの部位での治験データがないそうなんです。
だから、薬剤師さんいわく
「たぶん、胸部や背部でも効果があると思うし、いいと思うんですけど、
臨床データがないのでやめてくださいってことです^^」
とのこと。
そんなしょうもない理由だったんですねー。笑
ユウのアドバイス
薬の用法・容量って、案外雑な理由から決まっているものもあるんですね。
遊び心があって、ユウは個人的にはそういうのも好きです。
でも、ちゃんと薬を使う時は、ちゃんと使用方法を守りましょうね!。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。
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