【結果追記】平成28年 幹部看護師任用候補者選考



今日は平成28年 幹部看護師任用候補者選考を受けてきました!

幹部看護師任用候補者選考とは、

国立病院機構における幹部看護師(副師長や師長、副部長、部長など)になるための試験です。


 幹部看護師任用候補者選考

1.目的

選考要綱によると、

幹部看護師任用候補者選考は、独立行政法人国立病院機構病院、国立高度専門医療研究センターまたは、国立ハンセン病療養所に勤務する看護師が、幹部看護師としての職務遂行に必要な能力を有しているかについて相対的に判断し、適切な水準に達しているとみなされる者を幹部看護師候補者として確保し、人事管理の適正と公平を図ることを目的とするものである。

となっています。

2.選考の実施者

独立行政法人国立病院機構が厚生労働省医政局医療経営支援課および国立高度専門医療研究センターの協力を得て実施する。

とされています。

試験を受ける前に、病院で30時間の研修が義務付けられているようです。

看護部長や副看護部長、事務部長、看護師長などが講師となってテキストの解説をしてくれました。

30時間の研修は結構ハードで、1日5~6時間ペースで行います。

3.選考の種目

選考は、次の二つです。

1.筆記試験(五肢択一 40問 制限時間120分)

2.面接(1人10分程度)

クローズドの試験のためか、何せ情報が少ないです。

分かっていることはこれくらいで、他の情報は先輩や病院から聞くしかありません。

試験問題も答案用紙と一緒に回収されてしまうので、答え合わせは記憶に頼るしかありません。

また、噂によると選考基準において、

面接はほとんどウェイトは無くて、筆記試験さえできれば受かるということらしいです。

しかし、その筆記試験がとっっても難しいのです。(><)

噂によると合格ラインは9割だとか。。。

40問のうち4問しか間違えてはいけないのです。。

4.試験範囲

試験範囲はこちらのテキストです。

img_5565

2冊あるうちの1つ(左)から出題されます。

参考資料(右)からは出題されないので参考にする程度で大丈夫です。

しかし、持ってビックリするのですが結構分厚いです。左は1cmくらい、右は2cmくらいあります。

左のテキストからまんべんなく出題されました。

問題としては、「合っているものを選べ」か、間違っているものを選べ」というものです。

五肢択一で、全部で40問、制限時間は120分です。

出題内容は、すごく幅広いです。

出題された問題の例を挙げると、下記のようになっています。

それぞれ、合っているものもあれば間違っているものもあります。

国立病院機構グループの運営

・平成28年5月1日現在、国立ハンセン病療養所における患者の平均年齢は80歳以上である。
・国立病院機構における筋ジストロフィーの患者は全国の半数程度のシェアである。

医療制度

・地域医療構想は2025年の医療需要と病床の必要量を推計し、定めたものである。
・都道府県が「地域医療構想」を策定する。
・地域医療構想は1次医療圏単位での策定が原則である。

看護管理

・認定看護師は、「実践」、「研究」、「相談」の役割を果たす看護職である。
・看護部長、副看護部長、看護師間のコミュニケーションは、看護管理を円滑に行うカギとなるので命令系統を複数持っておくのがよい。
・医師の指示の下で、看護師は診療放射線の放射ができる。
・チーム医療の効果は、「医療・生活の質の向上」、「医療従事者の負担軽減」、「医療安全の向上」である。
・「特定行為に関わる看護師の研修制度」は、「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」により制定された。
・特定行為は38区分21行為である。
・勤務計画は、院長から出された業務命令である。

安全管理

・与薬・注射において、指示内容を安全の6R(正しい患者、正しい薬、正しい目的、正しい用量、正しい投与時間、正しい用法・経路)に則りよく確認すること、予約の際の3回確認などが大切である。
・民事責任は、多くの場合使用者がその責任を負うが、刑事責任及び行政責任は当事者の責任が問われる。
・FMEA(Failure Mode & Effects Analysis)とは、問題解決の一つの分類で、アクシデントなどの事例を系統的に分析してその根本原因・寄与因子・背後要因を同定し、対策を立案・実施して、再発の予防を測るプロセスである。
・国立病院機構は、災害対策基本法による指定公共機関として厚生労働大臣から指定されている。

看護管理の意義と役割

・看護のマネジメント・プロセスの構成要素は、「計画」、「組織化」、「指揮」、「評価」である。
・目標設定のポイントは、「具体的、現実的であること」、「測定可能であること」、「達成可能であること」、「時間的制限があること」と述べられている。
・TQM(Total Quality Management)は、組織の経営を「顧客志向」、「全員参加」、「継続的質改善」という3本の柱で行う経営管理活動である。
・臨床指標(QI:Quality Indicator)とは、医療行為のアウトカムまたはアウトカムに影響を及ぼす医療プロセスを定性的に評価する指標である。

人的資源の管理

・成人教育について、学習の動機づけは内的なものになる
・院内教育には看護部全体で行う分散教育と、実践の場である各看護単位が現場で行う集合教育がある。
・看護師長は実習場の都合によって実習計画を変更してはならない。
・看護師長は、看護単位における患者看護全般の責任者であり、実習指導の総括的な責任者である。

労務管理

・国(ハンセン病療養所)は、事務の管理及び運営に関する事項は、団体交渉の対象とすることができない。
・団体交渉の手続きは、労使間で取り決めるというのが原則である。
・不当労働の類型は、「不利益取り扱い」、「団体交渉拒否」、「支配介入」である。
・厚生労働省(国立ハンセン病療養所)においては、厚生労働省全体で「父親である職員の育児休業取得率」について数値目標を定めている。
・業績評価は、当該評価機関に限定して行うため、評価機関以前または以後は当該評価の対象としない。

物的資源管理

・外来患者やその家族等が、不要となった医薬品である覚せい剤原料を持参した場合は、薬剤部で受け取り廃棄する。
・覚せい剤原料は鍵のかかる場所で麻薬と一緒に保管する。

経営管理

・クロスSWOT分析では、内部環境分析、外部環境分析によって明らかになった「強味」と「弱み」、「機会」と「脅威」の組み合わせの中から、経営課題を洗い出し対策の検討を行う。
・クロスSWOT分析で導出された戦略目標を「財務」、「顧客」、「内部プロセス」、「外部プロセス」の4つの視点に分類する。
・経常収支率は、(経常収益÷経常費用)×100で表され、この比率が高いほど経営効率に優れ、経営状態が良いことを示す。
・材料費率は、(材料費÷医業収益)×100で表され、この比率の低減化を図ることが望ましい。
・財務諸表の代表的なものが「貸借対照表」と「損益計算書」である。
・医療保険者でもっとも加入者が多いのは、後期高齢者医療制度である。

などなど、出題範囲の広さがわかると思います。

これらは、ほとんどテキストの文章そのままで、ちょっと文章を変更してあるものがほとんどです。

さらに、回答の仕方ですが、五肢択一といっても一つの選択肢に一つの回答というわけではなくて、

【問題】 以下の中で正しいものを選べ。

a.――――――――――
b.――――――――――
c.――――――――――
d.――――――――――
e.――――――――――

1.a,b,c 2.b,c,d 3.b,d,e 4.a,c,d 5.c,d,e

こんな問題もあります。

これが迷うんですよ。ユウは最終的に消去法で選ぶ問題も多かったです。苦笑

あと、もっと言いたいのが、これですよ。

img_5605

こっから、問題が結構出てました!

テキストに、たまにこうした表が参考として載っているのですが、

こんなの文字も多いし、普通読み飛ばしちゃいますよね。

でも、逆にここから結構出てたので、嫌らしいなぁと思いました。(´・ω・`)ショボーン

5.面接

午前の試験が終わったら、昼食を食べて午後は面接がありました。

面接官は、おそらく自分の所属するブロック(自分の病院が所属するグループ)以外のところから、3名来ていました。院長、看護部長、事務部長の3人だと思われます。

質問内容としては、

・今日の試験はどうでしたか?どこが難しかったですか?
・お休みの日はどのように過ごしていますか?
・ストレスの発散方法は何ですか?
・業務をする上で、なにか困ったことはありますか?そのときどのように対処しましたか?
・あなたの目指す幹部看護師はどのようなものですか?また、そのために何かしていますか?

といったことを聞かれました。

とりあえず、一生懸命伝わるようにお話ししましたが、面接官の方はなんだか不愛想で聞いているのか聞いていないのか分からないような感じでした。

そんなこんなで10分ほどが過ぎ、面接終了です。

6.勉強法

ここまで、試験の流れを説明してきましたが、ざっくりお分かりいただけましたでしょうか?

最後に、ユウの試験勉強の方法をお教えしましょう。

私はこんな感じで、とにかくラインを引いては隠して穴埋め問題にしていました。

img_5606

さらに、病院で副看護部長が模擬試験を作ってくださって5回分ほど実践しました。

また、面接も自院の院長、看護部長、事務部長を前に模擬面接をさせてもらって、本番に備えました。

本当に手厚い試験対策をしてもらったと思います。

社会人になってから、こうした受験対策をしてもらえることの本当の有難みを感じました。

7.まとめ

合格発表は12月とのことです。

自己採点で、すでに2問間違えていました。。

筆記試験さえうまくいっていれば、合格していると思うんだけどなぁ。(*ノωノ)

8.追記(12/26)

本日、看護部長より呼び出しがあり、結果発表でした。

ばーん!

というわけで、合格しましたー!

一発合格キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

めでたしめでたし。

 ユウのアドバイス

看護師になってからも上に上がるにはこうした試験があるのです。看護師は一生勉強といいますが、本当に勉強が大切ですね。これからも頑張っていきたいと思います。



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4件のコメント

  • なな

    先日私もうけました。
    9割かぁ。。自信あるようなないような

    • ユウ

      コメントありがとうございます。
      ななさんも受けられたのですね!思ったよりも難しかったですね。
      お互い、人事を尽くして天命を待つという感じでしょうか。
      良い結果になるといいですね!ヾ(ω` )/

  • なな

    合格しました。

    • ユウ

      おめでとうございます!
      本日、私も看護部長から通達を受けました。
      同じく、合格しました。お互い、やりましたね!\(^o^)/

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