教科書通りに書いたのに、違っていると怒られた。。
「なんで?どこが?」と悩んだことありませんか?
これって、
「看護学生あるある」なんです。
というのも・・・
教科書通りで怒られた
1.教科書は正しく使いましょう
ユウが学生の頃、よくあったお話です。
教科書通りに書いたのに、先生に怒られました。
どいういうことかというと
患者さんは、心不全の方。
教科書に心不全の項目があったので、そこを熟読。
教科書をよく読んで、記録に書いたのも心不全についてです。
なのに、
先生からは、
「これは違っていますよ。もっと疾患について勉強しましょう」
と言われました。
教科書に書いてあることやし!何が違うんや。
それなら、教科書が間違ってるんちゃうか!?ヽ(`Д´#)ノ
と、一瞬、怒りにも匹敵する感情を抱きました。
しかし、よくよく先生の話を聞いてみると
間違っていたのは、教科書でも先生でもなく
やっぱり、「私」だったのです。
2.教科書は正しいけど・・・
一生懸命教科書通りに書いた記録でしたが、
私は患者さんにあてはまらないものまで、
書いてしまっていたのです。
教科書にある「看護」は、
その疾患について一般的に行われる看護が載っています。
こういう場合には、このケアをしましょう。
そういう場合には、そのケアをしましょう。
という感じです。
でも、実際のところ受け持ち患者さんが、
教科書に書かれているすべてのことに当てはまるとは限らない のです。
3.具体例
「肺うっ血によって、息苦しさが生じている場合は、
上体を起こした安楽な姿勢をさせましょう」
という教科書の内容は、
肺うっ血があって、肺うっ血によって、
息苦しさがある場合にあてはまる のであって、
心不全だから、そのケアが必要なわけではありません。
心不全であっても、右心不全と左心不全では大きく異なります。
肺うっ血が起こるのは、左心不全の場合で
右心不全の場合は肺うっ血は起こりません。
⇒ 参考動画
(引用元:ミルメディカル)
ここを確認できないまま、教科書を丸写ししてしまうと、
先生や指導者さんから
「患者さんの全体が見えていないですよ。患者さんの状態をわかっていないですね。」
と言われてしまうのです。
ユウのアドバイス
教科書の内容を参考にする場合は
患者さんにあてはまるかどうかを、しっかりと吟味して
必要のないものは省いておくことが大切ですからね!!
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