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准看護師から正看護師になるには

一般
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准看護師の皆さんに朗報です。

准看護師が看護師を目指して通う通信制学校の入学資格が

5年以上の実務経験に短縮されるようです。

准看護師から正看護師へ

1.准看護師を目指す理由

正看護師と准看護師には、法律でその違いが定義されていますが、実際には大きく業務に差はありません。

しかし、昇給や昇格、職場での待遇などの労働条件は正看護師と大きな違いがあることがあります。

どうして准看護師を目指す人がいるのでしょうか。

それは、経済的な理由、家庭的な事情、価値観の違いなど人それぞれだと思いますが、

大きな理由として、「正看護師を目指すよりも試験が簡単であること」「最短で2年で准看護師の資格が取れること」「高校に衛生看護科がある」といったことなどが挙げられると思います。

しかしながら、学生生活を送るうち、または実際に准看護師として医療現場で働く中で、正看護師の資格を取得したいと思う人も少なくありません。

そうしたとき、准看護師から正看護師になる方法はいくつか存在します。

2.最短で准看護師から正看護師になるためには

最短で准看護師から正看護師になるためには、「高等学校衛生看護科(3年間)を卒業した後、看護短期大学もしくは看護学校(それぞれ2年間)に通う」という方法があります。

これなら高校卒業後、3年間の看護学校に通うよりも、1年早く正看護師の免許が取得できます

他にも・・・

また、高校卒業後、准看護師学校に2年間通い准看護師の資格を取った後に、看護短期大学や看護学校に2年間通う方法であれば、一般的な看護大学と同じ4年間で国家試験を受験する資格が与えられます。

3.看護専修学校とはなにか

しかし一方で、准看護師の免許を取得した後、正看護師の学校に進学せず、看護の仕事をしている方もいます。その中には、正看護師の資格の必要性を感じている人も多くいます。

そうした方のために、2004年、10年以上の臨床経験を持つ准看護師に対し、2年間の通信教育で看護師の国家試験資格が得られる「看護専修学校」が設けられました。

通信制の学校なので、准看護師として働きながら看護師の国家試験を受験する資格が取得できるのでこの制度を使う方も多くいらっしゃいます。

参考までに、准看護師数
約42万人(2001年) → 約39万人(2010年) と減少しています。

一方で正看護師
約111万人(2001年) → 約140万人(2010年) と30万人ほど増加しており、全看護師数の約77%を占めています。

この数字からも、准看護師から正看護師を目指す方が増えているという現状が分かることでしょう。

4.准看護師から正看護師になるために

読売新聞からの引用ですが

厚生労働省は、准看護師が看護師を目指して通う通信制学校(2年課程)の入学要件について、「10年以上の実務経験」という現行の規制を大幅に緩和する方針を固めた。

同省は5年程度とする方向。早ければ2017年度の入学者から適用される。
規制緩和は働きながらキャリアアップを目指す准看護師を支援する狙いがある。”

ということで、准看護師の方で正看護師を目指している方には朗報です!

ユウのアドバイス

看護業界において、これはビッグニュースですね!少子高齢化が進み、看護師不足が深刻化する中、正看護師を増やす取り組みはとても嬉しいです。現場でも人員不足が叫ばれています。切実に看護師が増えて欲しいなと感じます。(´・ω・`)

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