実習をしていると、移乗介助やら不規則な生活やらで
腰痛、便秘、生理痛、冷え症など
ちょっとした不調に悩まされることは多いです。
こうした不調改善におすすめしたいのがツボ刺激です!
今日は腰痛に効くツボをお教えしますね。
腰痛に効くツボ
1.ツボ刺激とは
ツボ刺激とは、全身を流れる経絡(気が体内を巡るルート)を刺激することで
生命エネルギーを高め、健康維持や不調の改善に役立てる健康法です。
通勤電車の中や休憩時間、テレビを見ている時間など、
いつでもどこでも手軽に自分でできるツボ刺激、ぜひ試してみてください。
看護の体の悩みの筆頭は、何と言っても腰痛です。
介助で中腰の姿勢をとることが多いため、日々の腰への負担は相当なもの。
実習や基礎看護演習でヒーヒーと悲鳴をあげている腰をケアするべく、
湿布やコルセットが手放せないという方も多いのではないでしょうか。
2.初期段階の腰痛に効くツボ
背中から腰にかけて左右どちらかが痛むなど、初期段階の腰痛には・・・
このツボ!崑崙(こんろん)
【ツボの位置と押し方】
外くるぶしの頂点からアキレス腱のほうに進み、アキレス腱とぶつかるところが崑崙です。
親指以外の指で足首をつかみながら、親指の先で崑崙をやさしく刺激しましょう。
2~3秒押して離す刺激を3~5分繰り返すと良いです。
腰痛がある人は崑崙周辺が腫れていることがあるので、
痛みを感じる手前の強さで刺激しましょう。
3.ぎっくり腰に効くツボ
ぎっくり腰など、前屈みの姿勢になったときや、中腰の姿勢になったときに、
背中の真ん中あたりが痛む場合には・・・
このツボ!中封(ちゅうほう)
【ツボの位置と押し方】
つま先を上に反らしたときに、内くるぶしの前側に腱が浮き出てきます。
この腱と内くるぶしの間にできたくぼみの中心が中封です。
ここに親指の先を当て、3~5秒押してからゆっくりと離します。
これを3~5分間繰り返してください。
腰痛がある人は、痛みがあるのと同じ側の中封周辺に腫れや痛みなどの反応が現れます。
腰が痛む側の中封をやさしく刺激してあげましょう。
強く刺激しすぎるのは厳禁です。
痛いけれど心地いいと感じる程度の強さで押すようにしてください。
4.慢性化した腰痛に効くツボ
仙骨周辺や骨盤の奥が痛む、慢性化した腰痛には・・・
このツボ!照海(しょうかい)
【ツボの位置と押し方】
内くるぶしの突起から真下に、親指の幅だけ下がったところが照海です。
ここに親指の先を当て、3~5秒押してゆっくりと離します。これを3~5分間繰り返してください。
腎経のツボを刺激して流れをよくし、生命力を高めることで痛みを改善します。
ユウのアドバイス
いかがでしたか?学生も腰が痛くなることって多いですよね。
どれもすぐに実践できるものですので、心当たりのある方はさっそく実践してみてくださいね!(`・ω・´)
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