看護学生だから患者さんにできること ~学生の強み~



看護学生として患者さんと向き合う時、
何もできない私が側にいたら迷惑になるんじゃ・・・
患者さんに申し訳ないなぁ・・・と感じることはないですか?

安心してください!  履いてまs 
今回は、看護学生が持っている強みについて考えてみました。

 


 看護学生が持っている強み

1.はじめに

まず、はじめに。
実習で担当する患者さんには、感謝しているでしょうか。

なぜなら、患者さんは他人には見せたくないような部分を、
私たち看護学生の勉強のために見せてくれているからです。
それも病気でとても苦しい時にです。

学生も患者さんのために出来る事はないかと必死で考えている様子が見られますが、テキパキ働く看護師と比較してしまうと、技術の未熟さを感じたり、気づきの少なさに嫌になったりしてしまうようです。。

落ち込んでいる学生に何かできることはないかと考えていたところ、
思いついたのが、 「看護学生だからこそできる事はなにか」 という事でした。
もっと言うと、働く看護師では難しいけど、看護学生だったら出来る事はなにかです。
どんな事があるでしょうか?

自信をつかむため、看護学生が持っている強みについて考えてみました。

2.看護学生が持っている強み

学生だから無力だ・・・。なにもできないよ・・・。と思うのではなく、
見方を変えると、看護学生の強みとなることがいくつかあります。

担当患者さんだけに集中できて、関わる時間を長く持てる

看護師は複数の患者さんを担当するのが普通です。
看護学生は、1人の患者さんの側に時間をかけ寄り添う事ができます。

病院の事情に縛られない

看護師は一人の患者さんのためだけに、特別に多く時間をかけられません。公平性にも配慮しなければいけないのです。

患者さんから下手に気を遣われない

患者という立場で落ち込んでいる時には、看護師に対してこんな事を言ったら機嫌を悪くするのではとか、いろいろ考えてしまうものです。

注射など痛い事をしない

治療に必要だとわかるとはいえ、痛い事が嫌なのは変わらないと思います。特に小さい子供だったりすると、痛い事をする人を好きになれない傾向にあるように思います。

 

3.実習中に自信を深めた経験

次に、学生だからできたことの具体的なエピソードを紹介します。

 

担当させていただいたAさんは、進行がんの影響と抗がん剤の副作用で食事がほとんどできていない方でした。すごく痩せていて、腕と足には骨の形がくっきりと浮き出ていました。栄養状態が悪く点滴で補っている状態でした。

ベット上での生活でしたが、食事を口に運ぶ動作や嚥下機能に問題はないため、食事介助にはだれもついていません。また離婚しており、子供も遠方に住んでいるとの事で食事中はいつも一人でした。

実習生である私は、Aさんに少しでも多く食事を食べてもらいたいと思い、そのヒントを探すため食事の見守りをさせていただきました。
Aさんは食事を目の前にすると、またかと少しうんざりした様子でしたが、力を取り戻すためにも、さあ頑張ってたべようという感じを出してくれました。
ただ、ご飯を二口たべ、おかずを一口食べると、そこで手が止まってしまいました。
もうどうにも食べれないという感じでした。

無理に食事をすすめても負担になると考え、気分転換にでもなればと、自宅での食事の様子を伺う事にしました。
家にいた時は、一人身の気ままさで食べたい物を食べていたという事でした。
ラーメン、鳥のから揚げ、フライドポテト。病院の食事では出てこないものばかりでした。

70代の男性はもっとあっさりした物を食べているものだと思っていたので驚きでした。
自然な話しの流れで思わず、「これなら食べれるかもって物はないですか」と聞いていました。
言った後で、「何も欲しくない」と答えが返ってくるのにと後悔していました。
ですが、Aさんの反応は予想外のものでした。

少し考えた後、なんと「鳥のから揚げなら食べれるかもしれない」と言ったのです!
調べてみると地下の売店で鳥のから揚げが売っているとわかりました。
先生の許可を得て、担当の看護師さんに相談すると、ここでも奇跡が起きました。
担当の看護師さんも相当心配をしていたようでした。

特別な方法で鳥のから揚げを手に入れた私は、Aさんのベットサイドでそのから揚げをAさんと一緒に見つめていました。
そうしていると、おもむろにAさんはから揚げに手をのばし、一つ食べたのです。
そして「おいしい」と言ってくれました。その後、2つ目を食べました。

看護実習生だからこそできる事がある!と実感した瞬間でした。

入院が長くなっていたAさんは病院のあっさりとした食事に飽きていたのです。
普段食べなれた物の方が食べやすかったのかもしれません。

病院では看護師さんの手が足りず、機能的に一人で食事が出来る人にまで、手がまわらない事もあるではないでしょうか。
知ってしまえばなんだという事ですが、患者さんにとって大きな影響力があることもあります。Aさんは遠慮しがちな方で、自分の要望を病院に伝える事がない方でした。
それまで誰も、Aさんの気持ちを引出せずにいて気づく事が出来ていなかったのです。

未熟な自分でも患者さんのために役立つ事が出来ると自信を持てた出来事でした。

4.学生だからできること

私たち、看護師は基本的に毎日複数の患者さんを受け持つので、常に一人の患者さんに寄り添っていることはできません。1日で話すことができる時間も非常に限られています。
そんな中で必死に情報収集するので、患者さんの考えや思いについてあまり汲み取れていない面もあります。

そんなとき、学生がいると助かることがあります。
一人の患者さんと寄り添える時間が多い分、「その人らしさ」というのを学生から気づかされることがあります。趣味や嗜好、習慣や思想など、私たちが情報収集しきれていないことを収集していることがあります。
ただ、それを自分の看護計画や看護実践で上手に活かせるかどうかが難しいのですが、情報収集がしっかりできているのは素晴らしいことです。

学生だからできることにもっと気づいて、逆に看護師に教えて欲しいです。
「学生だからできること」が「看護師ができていなかったことをできるようにする」につながりますからね。

 ユウのアドバイス

学生は確かにできることは限られていますが、できないことばかりじゃないんです。
学生だからできること!を見つける参考にしてくださいねヾ(ω` )/

 



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